どんぐりのバトン ── 第1期 参加者募集
大船渡の林野火災から、
未来の森を。
拾ったどんぐりを、あなたの家で2年育てて、焼けた山に植え戻しに来てください。2025年2月、大船渡で3,370ヘクタールが燃えました。
ご用意いただくのは、鉢3つと土だけです。ホームセンターで2,000〜3,000円くらい。
どんぐりのバトン ── 第1期 参加者募集
拾ったどんぐりを、あなたの家で2年育てて、焼けた山に植え戻しに来てください。2025年2月、大船渡で3,370ヘクタールが燃えました。
ご用意いただくのは、鉢3つと土だけです。ホームセンターで2,000〜3,000円くらい。
日の当たる場所さえあれば、マンションのベランダでも育ちます。やることのほとんどは、水やりです。
大船渡の森で、みんなでどんぐりを拾います。
どんぐり3つが、ご自宅に届きます。
土が乾いたら、水をやる。夏は明るい日陰へ。
苗を持って大船渡へ。焼けた山に、自分の手で植えます。来られない方も参加できます。
土がひとつまみ入っています。
どんぐりの木は、土の中の菌の力を借りて育ちます。ホームセンターの土に、その菌はいません。だから、拾った場所の落ち葉の下の土を、少しだけ分けて送ります。あなたの鉢の中に、大船渡の山の菌がいます。
この8月、どんぐりを拾う森を見てきました。去年の2月に燃えた森です。
スギは焦げて、
コナラは実をつけていました。
同じ斜面で、スギとマツは、樹皮まで焦げていました。コナラの樹皮は、ほとんど焦げず、いま青い実をつけています。その木のどんぐりを、あなたの手で育てて、焼けた山に返しに来てください。
3つお送りするのは、保険です。
2025年2月26日から、鎮火まで41日。大船渡市の面積のおよそ1割、東京ドーム約720個分。1964年以降で、国内最大の山火事です。
「大船渡のために、自分も何かしたい」という声が、市の内外から数多く届きました。けれど、できることは、ほとんど寄付だけでした。
山を直すだけなら、私たちがやれば済みます。
増やしたいのは、山と関わる人の数です。
ベランダに鉢がひとつあると、その人は2年間、毎日大船渡のことを考えることになります。私たちがつくりたいのは、木そのものというより、この機会のほうです。遅いし、手間はかかるし、うまくいく保証もない方法です。それでも、この方法にしました。
どんぐりと一緒に届く、ハガキ大の二つ折りのカードです。
300人の中には、植樹の日に大船渡まで来られない人が、必ずいます。仕事、家族、体調、距離。当然のことです。
自分の名前と、会ったことのない誰かの名前が、
1枚のカードに並びます。
あなたの鉢と同じ日に播かれたどんぐりが、同じ月に、全国で芽を出します。
そのあいだ、季節ごとにお便りをお届けします。いま全国のどこで、何本が育っているか。芽が出た、葉が落ちた、また芽吹いた。同じ便りが、300の家に同時に届きます。ベランダの鉢はひとつでも、ひとりで育てているわけではありません。
植えるのは、2029年の3月下旬です。
どんぐりの苗は、夏を2回越さないと、山の草に負けてしまいます。そして木は、葉を落として眠っているあいだに植えると、傷みが少なくてすみます。夏を2回越したあとの、芽が動き出す前。それが2029年の3月下旬です。山の準備(焼けた木を伐り出して、植えられる状態に整える作業)の進み方で、前後することがあります。日にちは、3か月前に必ずお知らせします。
| 費用 | 参加費・送料とも無料です。ご用意いただくのは鉢3つと土だけ(ホームセンターで2,000〜3,000円ほど)。 |
|---|---|
| 定員 | 300名(先着順) |
| お送りするもの | 大船渡で拾ったどんぐり 3つ/森の土ひとつまみ(根に必要な菌が入っています)/苗タグ 3本/育て方のガイド/苗のパスポート |
| ご用意いただくもの | 直径25cm程度の深めの鉢と、市販の培養土。日の当たる場所。 |
| お申し込み時に伺うこと | お名前・メールアドレス・お届け先のご住所・ホームページやレポートに載せるお名前(本名・ニックネーム・載せない、から選べます)。入力は1分ほどです。 |
| お届け時期 | 2026年11月中旬から順に発送します。お申し込みが遅かった方は12月になることがあります。 |
| お住まい | 日本国内であればどこでも。大船渡にゆかりがなくても参加できます。 |
| 締切 | 定員に達し次第、終了します(2026年10月末を予定) |
| この募集について | 今回が第1期です。第2期は決まっていません。 |
お申し込み後すぐに確認メールをお送りします。届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認のうえ、下記までご連絡ください。
Instagram の投稿を見る
どんぐりは、まだ木の上にあります。
拾うのは10月17日です。近くにお住まいの方、その日大船渡にいらっしゃる方、手を貸してください。
順延などの連絡は、Instagram(@ofunato.morimori)に出します。
参加費も送料もいただきません。ご用意いただくのは鉢と土です。どんぐりは3つとも別々の鉢に播くので、鉢は3つ。ホームセンターで2,000〜3,000円くらいです。直径25cmほどの、深めのものを選んでください。ほかに、鉢にかぶせる網(100円ショップの鉢底ネットで足ります)と、鉢を床から浮かせる台(すのこやレンガ)を使います。
育ちます。日当たりのいい場所に置いて、土が乾いたら水をあげてください。夏だけは、明るい日陰に移してあげてください。
ひとつだけご注意ください。多くのマンションでは、避難ハッチの上や、隣戸との隔て板の前に物を置くことが規約や消防法で禁じられています。鉢はそれ以外の場所に置いてください。窓際や玄関先でも構いません。
2年目の苗は、ひざの高さくらいです。鉢ごとでも、車や宅配便で運べる大きさです。鉢ごと運ぶか、土を落として運ぶかは、造林の専門家と相談して決めます。決まった運び方は、植樹の3か月前のご案内と育て方ガイドでお知らせします。ご自身で運べない方は、次の質問をご覧ください。
それでも参加できます。Instagram(@ofunato.morimori)でお知らせする受付期間(2029年2〜3月)に苗を送っていただければ、地元のメンバーが代わりに植えます。植えた苗の写真、場所の位置情報、植えた人の名前をお送りします。苗のパスポートは、お手元に置いたままで構いません。
植えられます。何本持ってきていただいても構いません。番号で記録するのは、あなたが選んだ1本です。ほかの苗は寄贈していただく形で、同じ山に植えます。3つとも枯れてしまった方の1本にもなります。
大丈夫です。だから3つお送りします。それでも全部だめになることはあります。その場合は、ご連絡ください。それだけで大丈夫です。苗がなくても、2029年3月の植樹には来てください。あなたのために1本用意します。
できます。どこにお住まいでも大丈夫です。むしろ、大船渡を離れた方や、来たことのない方にこそ育ててほしいと思っています。
歓迎します。お申し込みは、1ご家庭につき1回でお願いします。どんぐりは3つ入っているので、お子さんと1つずつ担当することもできます。
2年目の苗木は背丈30〜60cmほどで、落ち葉もひと冬にひとつかみ程度です。虫はつくことがありますが、木を枯らすほどのものはまれです。見つけたときの対処は、ガイドに書いておきます。
鉢ごと運べます。転居先をご連絡いただければ、発送先を変更します。国内であればどこでも構いません。
実行委員会は、2026年8月1日に発足した任意団体です。共同代表2名が、みなさんの苗を植え終わるまで責任を持ちます。会計は毎年4月の総会で承認し、監事(第三者)の監査を受けて公開します。
それでも、2年後のことを100パーセント約束できる団体ではありません。ですので、こう決めています。万が一、植樹の会を開けなくなった場合は、お手元の苗を大船渡へ送ってください。地元の造林事業者の協力のもと、私たちが責任をもって植え、写真をお送りします。
連絡は、こちらから2年間ずっと続けます。
同級生や、大船渡を離れたご家族に。この文をそのまま送ってもらえたらうれしいです。
鉢を置く場所がない方、2年は約束できないという方は、クラウドファンディング(For Good)で応援していただけます。
「この活動は、単に森をつくるだけでなく、苗を育てて山に植える未来に向けた願いを形にするということです。何十年後も先まで焼けたまま放置された森が残るのか、それとも願いのつまった森に生まれ変わっているのか、そのときこの地域に生きている人たちにとってどちらになるべきかは言うまでもありません。全力で応援しています!」
中井 照太郎(株式会社青葉組 代表取締役)植える場所は、地元の造林事業者と調整しています。
山の手入れを仕事にしている地元の会社(造林事業者といいます)が、焼けた山を植え直している現場の一角です。そこに、みなさんの苗を体験として植えさせてもらう形で調整しています。植えたあとの手入れ(草刈りやシカよけ)も、その現場と相談して決めます。決まりしだい、お知らせします。